15分をどのように使いますか?
■活動日 2025年2月25日(火)
■学 年 4年生・5年生・6年生
この日の探究の授業は4・5・6年生の活動でした。子どもたちは引き続き探究発表会に向けた準備に取り組みました。発表内容を改めて見返す子ども、発表の練習をして最終調整をする子ども、友達や教員に相談をしながら準備を進める子どもなど、それぞれが設定したルーブリックに沿って活動を行いました。
前回の活動で子どもたちが作成した、探究発表会の計画をまとめたワークシートを確認すると、発表会で伝えたいことが曖昧になっている子どももいました。テーマに対して探究活動を行い、何が分かって、どのような考えを導き出したのかを伝えられるよう、教員との対話をくり返し明確化していきました。
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発表会当日の子どもたちの持ち時間は15分です。想像以上に長い時間なので、発表を終えても、グループ内で質問がなければ時間を持て余してしまうことも予想されます。テーマに関する話題を事前に考え、発表グループのメンバーや保護者と対話ができるように練習をしておく必要もあります。対話をすることに苦手意識を持っている子どもについては、事前に対話の練習を行うこともサポートの1つと捉え、教員や保護者サポーターが子どもに寄り添い、共に準備を進めました。
各所に設けた発表コーナーでは、発表練習に取り組む子どもがたくさんいました。そして、友達の発表の内容に耳を傾ける子どもたちの姿もたくさん見られ、お互いに意見交換をしながら交流を行っていました。また、発表会当日の第2部でワークショップを行う子どもたちは、司会進行役の6年生の指揮の下、具体的な動きの確認などを行っていました。協働的な学びが随所に見られました。子どもたちそれぞれが自らの発表会を創り上げるためにがんばっています。
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