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2024探究レポートNo.104

自分の考えを導き出す

■活動日 2025年2月6日(木)
■学 年 4年生・5年生・6年生

 この日の4・5・6年生の探究学習は、いつもと違って学年ごとに分かれて活動を行いました。これまでの調べ学習で集めてきた情報をまとめて、何を伝えるか、それを伝えるためにはどんな方法が良いかを改めて見直し、子どもと教員とで面談をしました。

 子どもたちには、相手に伝えたい内容を構造化する時に使う思考ツールの「ピラミッドチャートに記入し、テーマに対する答えを自ら導き出してもらいました。たとえば<魅力ある旅行企画を立てよう>というテーマにしている場合は、『“魅力がある”とはどういうことか?』、『“何に対する魅力なのか?”と対象をどう設定するか』など、子どもたちは自身のテーマをより具体的にすること、不足情報はないかを明確にすることに取り組みました。大人でも難しく感じる取り組みのため、困惑した表情を見せる子どもや、完全に活動が止まってしまう子どもの様子が見られましたが、教員や保護者サポーターが寄り添い、対話をしながら一緒にチャートでのまとめを進めていました。

 前回の授業では、6年生の子どもが3月の探究発表会のやり方について提案をしてくれました。それを受け、その子どもと教員、保護者サポーターとで探究発表会の方向性を決める話し合いがこの日は行われました。また、以前に2年生の子どもがプレゼンをしたペットボトルロケットのワークショップもこの日に開催され、10名ほどの4・5・6年生が参加しました。作り方を教わりながら、それぞれオリジナルのペットボトルロケットを制作し、グラウンドに出て実際に飛ばして飛距離を測りました。自らが先頭に立って活動に取り組み、リーダーシップや周囲を巻き込む力を発揮する子どももいます。このような子どもの成長を間近で見ることができて、心から嬉しい気持ちになります。これからも子どもたちにしっかりと寄り添い、共に探究活動に取り組んでいきます。

探究レポート|2025.03.17

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