伝える方法はスライドだけじゃない
■活動日 2025年1月29日(水)
■学 年 2年生・3年生
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この日の2・3年生の探究学習では、冒頭の全体ミーティングで子どもたちへ『なぜ発表をするのか?』と問いかけました。いろいろな意見が出ましたが、ほとんどの子どもが『アドバイスをもらって新しいことに気づけるからもっと発表の内容がよくなる』と、教員が伝えたかった点を理解していました。
そして、<まとめる>の活動に取りかかる子どもが増えているので、『なぜスライドを作らなければいけないのか』という問いかけもしました。こちらもいろいろな意見が出ましたが、教員から『必ずスライドを作らなければいけないわけではない』と話すと、子どもたちは少しビックリしたような反応でした。伝えたいことを伝えられるのであれば、発表のやり方はスライドを見せることに限らずどんな形でも構いません。
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ものづくりに取り組んでいる子どもを例にすると、スライドは作らずに、活動の中で制作した物を見せながら発表をすれば良いです。ただ、大切なことは「何のためにこれを作ったのか」、「これを作ったことで分かったことは何か」など、自分の考えを根拠をもとに伝えることができるかどうかです。発表を聴く人に伝えるために、補足として何か1枚まとめを書いた物を用意するのも1つの方法だと伝え、伝えたいことを伝えるための最善の方法を考えるように子どもたちに話しました。
活動の時間になると、早速伝える方法を考えて準備をする子どもや、発表の練習をしてどう相手に伝わるかを確認する子どもがいました。また、継続して調べ学習に取り組み、調理や工作、実験を行う様子もありました。あっという間に1月の探究学習も終わりを迎えてしまいました。引き続き計画性を持って探究活動を進めていきます。
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