輪になって話すことは楽しい！

■活動日　2024年11月6日(水)
■学　年　2年生・3年生

　前回の授業で子どもたちに告知した「情報交流会」の日がやって来ました。第2クォーターにも一人ずつ自身の活動内容を伝える交流会を行いましたが、その時はスライドをモニターに投影してみんなの前に立って発表をする形でした。今回は以前に4・5・6年生の授業で行った交流会のように、グループで輪になり、実物やスライドを見せ合う形で発表を行いました。一人一人の距離が近く、時折笑い声も聞かれるようなリラックスした雰囲気の中で意見が活発に交流されました。

　1つのグループに子どもは7・8名、全部で20のグループを作って情報交流会を行いました。子どもたちは与えられた時間の中で、iPadで写真や動画を見せながら自身の活動内容を発表しました。情報交流会の一番の目的は「友達の発表に対して意見や助言を出し合う」ことです。そして、一人一人が新たな気づきを得ることができたら、さらによいのではないかと考えました。発表内容ももちろん大切ですが、発表後の質疑応答でいかに子どもたちから意見が出るかも大切です。

　しっかりと意見交流が生み出せるか、という懸念が大人たちにはありましたが、子どもたちは活発に意見や助言を出し合っていました。グループの全員に質問をする子どもや、聴く側に興味を持たせるために自らが質問をして発表をする子どもの様子が見られました。また、3年生が相手の思いや考えを引き出すような質問の仕方で2年生をリードする場面もありました。どのグループも子どもたちの表情は楽しそうで、会話もたくさん飛び交っていました。人前に立っての発表よりも、みんなで輪になって発表をする方が緊張がほぐれ、子どもたちは素直な意見や感想を言えるようです。今回の情報交流会でどんなことを思ったか、どんな気づきを得たのか、子どもたちの学習記録を確認することが今から楽しみです。