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2024探究レポートNo.065

人の意見から見つかる気づき

■活動日 2024年10月23日(水)
■学 年 2年生・3年生

 この日の2・3年生の探究の授業は全体ミーティングからスタートしました。これまでの探究活動を振り返って、自分の活動がどの段階まで進んでいるかを確認して欲しいと子どもたちに伝えました。また、調べて分かった情報をまとめた子どもたちには、ぜひ友達や教員、保護者サポーターの前でそれを伝え、意見をもらうために発表コーナーを活用して欲しいことも伝えました。そしてもう1点、先日4・5・6年生の授業でも議題に挙げた、料理グループの活動内容や安全管理について、教員と子どもたちとで話し合いを行いました。

 料理グループの議題は2・3年生の活動でも同じで、食物アレルギーへの配慮と、試食に多くの人が集まってしまうことの2点です。これらの議題について、2・3年生の子どもたちからもいろいろな意見がたくさん出ました。議論が平行線をたどっていたところ、料理グループで活動をしている児童の一人が、『私は人によって食べた物の味をどう感じるのかを知りたくて、子どもと大人とでは感じ方が違うと思うから、大人だけじゃなくてみんなにも食べて欲しい』と自分の探究活動の視点で発言しました。子どもから出たこの意見によって、改めてどんな方法が良いのかを考え直すきっかけになりました。

 学習の時間が始まると、この日も子どもたちはいろいろな活動に取りかかりました。保護者サポーターと一緒に図鑑を見たり、作ったジオラマの撮影をしたり、シャボン玉について調べていたりして、活き活きと活動に取り組んでいました。また、まとめた内容をお互いに発表し、意見交換をしていました。全体ミーティングで発表コーナーの活用を促したことで、子どもも積極的に使おうと考えたのではないかと思います。発表交流では、他の友達の意見を聞くことで、自分の探究活動に活かせる気づきや感想がきっと見つかるはずです。子どもたち自らが意見交換をしたいと思うように支援していきたいと思います。

探究レポート|2024.11.12

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