今はじっくり考えよう
■活動日 2024年9月18日(水)
■学 年 4年生・5年生・6年生
この日もグループごとに分かれて活動をスタートして、グループ内での交流を行いました。主には前回の活動で行った情報交換会で、どのような気づきや学びがあったのかという振り返りです。料理に関するテーマのグループでは、作った物の試食を行うにしても、友達や教員、保護者サポーターたちはそれぞれの活動を行っているため、どうすれば他の人の活動を妨げずに試食を行うことができるか、を話し合いました。教員からも、料理を作ることは目的ではなく手段であることを子どもたちに認識させ、今後の活動の進め方を考えました。
また、次回が第2クォーター最後の授業になることを伝え、時間の面でも今後の計画をじっくりと考えることが大切だと伝えました。加えて、自分でやることを決められる、自由度の高い探究学習だからといって無計画に取り組んではいけない、と教員から助言をしました。自身の活動のゴールをどこに置くのか、そのゴールまで探究の時間は何回あるのか、と先の見通しを持った計画を考え、各グループの教員と面談を行いました。
そして、SOLAN第二拠点作りのメンバーはこの日、教員や保護者サポーターと一緒に商店街の調査へ出かけました。こちらもまた「どんな活動を行いたいのか」、「地域貢献につながることは何か」などを考え、これからの活動計画を立てている最中です。個人の探究学習とは違い、グループで動いていくことの大変さも感じ始めているようです。周囲からたくさんの刺激や気づきを得た今だからこそ、子どもたちは活動を進めていくことよりも、一度立ち止まって、これからの活動をじっくりと考えようと頑張っています。