自分の意見を言える力
■活動日 2024年9月12日(木)
■学 年 4年生・5年生・6年生
4・5・6年生の探究授業でも「情報交換会」の日を迎えました。6名程度で1つのグループを作り、一人の持ち時間は約10分。情報交換をして交流を行う目的は、お互いの探究活動を知り、意見を出し合い、今後の自分の探究活動に対する見通しを持つことです。それぞれが自分の活動内容を分かりやすく伝えることはもちろんですが、今回は友達の探究活動に対して自分なりの意見や質問を伝えることも重視しました。
今回はモニターを使用せず、発表をする子どもは自身のiPadの画面をグループのメンバーに見せながら発表を行いました。また、グループで輪になって座ることで、一人一人の距離が近くなり、少しでも交流をしやすくなると考えました。各グループ担当の教員も一緒に座り、積極的に子どもたちへ声をかけて交流を支援しました。
中にはテーマが決まっていない子どももいましたが、グループ内で『どんなことに関心がある?』、『○○には興味ある?』と他の子どもが声をかけ、その子どもの内面にある思いや考えを引き出そうと質問をしていました。情報交流の活動を通して子どもたち同士がお互いの活動を知り、意見を出し合うことで今後の自身の探究活動に見通しを持つことを目的としているため、こうした対話ができたことは良いきっかけになったと思います。
いつもとは違って近い距離での意見交換だったためか、お互いの顔を見合って発表ができ、どのグループでも笑顔や笑い声もたくさん出るような良い雰囲気でした。子どもたちはいつも以上に柔らかい表情で、意見もいいやすかったように感じました。今回の情報交換会で得た学びや気づきを、今後の探究活動にぜひ活かして欲しいです。