交流会をしよう
■活動日 2024年9月9日(月)
■学 年 2年生・3年生
ついに2年生・3年生の交流会の日を迎えました。『自分で調べるだけじゃなくて、友達の学習内容を見てみたい』という意見が出たことをきっかけに、普段活動をしているテーマ分野別グループの枠を越えて活動内容を共有し合うことで学びや気づきを得るための交流会です。15のグループに分かれ、持ち時間は一人6分ほど。子どもたちはテーマ設定の理由や、これまで自分が調べてきたこと、実践してみたこと、分かったことは何か、などをみんなに発表しました。
発表方法も子どもたち自身で考えましたが、ほとんどの子どもがkeynoteで作成したスライドを見せて発表をしていました。あくまで活動の途中報告ではありましたが、最終の発表会さながらにスライドをまとめている子どももいて、『みんなに伝えたい』という想いの強さを感じました。また、実際に作っている物を見せたり、みんなの前で実践をしたりして発表をする子どもたちもいて、時折歓声が起こるグループもありました。
友達の発表にしっかり耳を傾けていた子どもたちですが、質問やアドバイスが出てこない場面もありました。しかし、教員が発表者に『もっとこうしてみたらどうだろう?』とアドバイスを送ったり、『分からなかったことはないですか?』と子どもを指名したりなど、子どもたち同士の会話が活発になるような支援をしていました。知りたかった友達の探究活動の内容を知ることができて、『おもしろかった』、『こんなことを調べているなんて“すごい”と思った』など、感想を素直に伝え合う子どもたちの姿が印象的でした。
授業の終わりはしっかり振り返りを行いました。授業の冒頭で設定したルーブリックに即してこの日の活動の自己評価をして、「やったこと」、「できたこと」、「上手くいかなかったこと」、「次にやること」などの振り返り内容を記録しました。交流会での発表をしてみたことで、『○○の方に興味が出たからテーマを変える』という子どももいて、今回の交流会が子どもたちそれぞれにとって良い機会になったと思います。