じっくりと学習に取り組む子どもたち
■活動日 2024年9月6日(金)
■学 年 2年生・3年生
この日は、次回の授業で行う「交流会」に向け、見通しを持った活動に取り組むことを目標にして活動に取り組みました。グループごとでこの日の活動について話し合い、ルーブリックを設定してから活動をはじめました。自分が今できていることは何か、できていないことは何かを振り返って、自分の探究活動をさらに深めていくための交流会であることを、改めて子どもたちの共通認識にして準備を進めました。
交流会での発表方法は自由なので、子どもたちは「伝えたいことを伝えるためにはどんな方法がベストなのか」を考えています。スライドを作って投影するだけでなく、制作物を見せたり、実技をしたりしても良いです。ただ、交流会はラーニングコモンズや教室で行うため、特にスポーツや科学実験に関するテーマを掲げている子どもたちは、当日に実技をして見せることが難しいです。そのため、事前に動画に撮っておくのも1つの方法だと伝えると、早速動画を撮る準備をして、教員に撮影の協力を依頼する子どもの姿がありました。
交流会を控えたタイミングですが、この日も継続して自分のテーマについての調べ学習に取り組む子どもたちがたくさんいました。いろいろな種類のチョコレートでスイーツを作って違いを調べる子どもや、材料の分量を変えながらスライムを作って比較をする子ども、段ボールでジオラマ制作に取り組む子どもなど、実にいろいろな活動が見られました。
また、交流会に向けて発表の練習に取り組む子どももいました。スライドにまとめた内容を見せながら、友達や教員、保護者サポーターに意見を求めていました。聴く側も思ったことや感じたことを伝えたり、分からなかったことを質問したりして、交流会の準備に協力をしていました。次回はいよいよ交流会。子どもたちが気づきや学びを得られる場になることを願います。