悩みや失敗から学ぶことはある
■活動日 2024年8月28日(水)
■学 年 4年生・5年生・6年生
探究授業の日は毎回、教員と保護者サポーターとで活動前にミーティングを行っています。その日に行う活動内容を伝えたり、子どもたちの学習の進捗を共有したり、こういった点をサポートして欲しいというお願いをしたりしています。この日は主に、SOLANの第二拠点を作るプロジェクトに取り組む子どもたちをどうサポートしていくのか、教員と保護者サポーターで相談を行いました。
授業の時間になると、子どもたちはグループに分かれ、それぞれの場所でルーブリックを決めて活動を始めました。SOLANの調理室・コルドンブルーでは料理チームの子どもたちが、実際にスイーツを作って作り方や味を記録したり、捨てられてしまう食べ物を使った料理について調べたりなど、積極的に活動に取り組んでいました。また、テーマを変更した子どもや、テーマは決めていても何をどうやって調べるのかを考える子どももいました。悩みながらも思考ツールを使って情報や考えを整理して、活動計画を立て直していました。
そして、第二拠点のチームには保護者サポーターが加わり、面談をしながら子どもたちの想いや考えを聞き、直接的なサポートを行いました。理事長プレゼンを経て、いよいよ本格的な活動を始めるタイミングですが、多くの子どもが自分のテーマの探究活動と、第二拠点を作るプロジェクトをどう両立させていくかに悩んでいるようでした。2つのことを同時に進めていくことは、大人でも難しいと感じることがあります。それでも「今自分ができることは何か」を考えて活動計画を立てることが大切です。たとえ失敗をしてしまったとしても、失敗は新たな気づきを得られる貴重な機会ですので、子どもたちには恐れずに何事もチャレンジをして欲しいです。スタートと同時に訪れたこの試練、子どもたちがどう乗り越えていくのかとても期待をしています。