「知りたいこと」は何だろう?
■活動日 2024年8月1日(木)
■学 年 1年生
1年生は前回、研究発表会での授業で、たくさんの来場者の皆様に囲まれながら活動を行いました。『ちょっと緊張した』、『たくさんお客様がいて楽しかった』など、子どもたちなりの感想も教えてくれました。この日の活動も、前回に引き続き子どもたちそれぞれの学習の進捗に応じた活動に取り組みました。
まずは活動の前に、子どもたち自身でルーブリックを入力します。前回の活動の記録を振り返りながら、自分が<みつける><しらべる>のどの段階なのかを確認しながら、この日もそれぞれ以下の3つを活動の主軸として、子どもたちそれぞれの活動に取り組みました。
(1)「自分が知りたいことは何か」を見つける
(2)「これから何を調べていくか」を焦点化する
(3)「自分がもっと知りたいこと」をしらべる
<みつける>の活動で(1)(2)に取り組んだ子どもたちはイメージマップを活用しました。どんなことを知りたいのか、イメージマップの中心の言葉を細かく分けていきます。そして、なぜそれを知りたいと思ったのかという理由や、興味を持ったきっかけ、今の時点で知っていること・まだ知らないことなどを、教員との対話でイメージをさらに広げます。それをくり返し、イメージマップに広げた知りたいことのポイントを明確にしていきました。
<しらべる>の活動で(3)に取り組んだ子どもたちは、様々な方法で学習に取り組みました。学校にある本や図鑑を読んで調べたり、植物を実際に自分の目で観察をしたり、動画を見て昆虫の生態を学んだりしていました。前回までに記録してきた情報も振り返りながら、今回新たに集めた情報も、しっかり情報カードに記録していました。情報カードの数が増えて嬉しそうな表情を見せてくれた子どももいて、夏休み以降もどのように探究活動が進んでいくのか期待がいっぱいです。