「夏の研究発表会」での探究学習
■活動日 2024年7月24日(水)
■学 年 1年生・2年生・3年生
7月24日(水)は、本校で「夏の研究発表会」を開催しました。全国各地よりたくさんの教育関係者の方が参加をしてくださいました。この日は1年生と、2・3年生の探究授業をそれぞれ行い、参加者の皆様に公開しました。
1年生の授業では、引き続き子どもたちの興味・関心から、自分の調べたいことが何かを探す活動を行いました。「自分の知りたいことが何かを見つける」、「これから何を調べていくかを焦点化する」、「自分が“もっと知りたい!”と思うことを調べる」の3つの活動の中から、それぞれの進み具合に応じて、子どもたち自身が選択をして活動に取り組みました。
教員や保護者サポーターと対話をしながらイメージマップを書いたり、教員と一緒に図鑑を見たりしながら、知りたいこと・調べたいことを探していました。<しらべる>の活動で、野菜や果物を切って中身や種を観察したり、セミの抜け殻を虫眼鏡で観察したりしていました。
2・3年生の授業は、子どもたちそれぞれの活動計画や、学習の前に設定したルーブリックに応じて活動を行いました。<しらべる>の段階に進んでいる子どもがほとんどなので、本や動画、インターネットなどで調べ学習を行い、分かったことは情報カードに記録する活動に取り組みました。
調べたいテーマを決めている子どもが多いので、生き物や化学、スポーツなど、様々な分野の調べ学習がみられるようになり、2・3年生の探究学習はどんどん個性豊かな彩りが生まれています。この日もトカゲの生態の観察や、レジンを使った宝石作りなど、様々な方法で情報収集に取り組んでいました。初めて魚の解剖に取り組む2年生を、経験者の3年がサポートをして活動に取り組む姿もありました。
研究発表会にご参加いただいた皆様も、『何を調べているの?』と子どもたちにたくさん声をかけてくださいました。質問を受けて嬉しかったのか、自身の活動を熱心に伝える子どもの様子もありました。いつもとは違う環境での学習は、子どもたちにとっては良い刺激になったと思います。研究発表会にご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。