200名以上での探究活動
■活動日 2024年7月10日(水)
■学 年 2年生・3年生・5年生・6年生
この日は2・3・5・6年生による4学年の合同探究を行いました。約200名の子どもたちの他に、教員や保護者サポーターの皆様も加えると、非常に大きな規模での活動になりました。テーマを決めている子どもは各分野のグループに分かれて活動を行いました。2・3年生が高学年の活動の様子を見たり、質問をしたりして、自然に異学年交流が生まれることも視野に入れて実施した異学年合同探究です。
まずは作成した探究計画カードを振り返り、子どもたちがそれぞれこの日の活動内容とルーブリックを決めました。テーマを決めている子どもは、本を探したり、インターネットを検索したりしながら調べ学習に取り組みました。理科室で実験に取り組む子どもや、体育館でくり返しボールを投げて、投げるフォーム等を撮影する子どもなど、実践をしてデータを集める姿が各所で見られました。
テーマを決めていても、何を使ってどんな内容を調べるのかがぼんやりしている子ども見られます。テーマが見つけられない子どもに対して教員や保護者サポーターが面談を行い、調べ学習の見通しを立てられるようサポートしました。また、テーマや活動計画を決められない子どもたちにも大人が寄り添い、『フィールドワークへ行ってどうだった?』、『フィールドワークで何を見てきたの?』、『どうしてそれを調べたいと思ったの?』と対話をしながら興味を引き出しました。
今回の目的の1つだった、異学年間の交流もできていました。上級生が下級生に活動のアドバイスをしていたり、自身でまとめたスライドを見せたりする様子がいろいろなグループ内で見られました。こうした機会は、子どもたちの探究活動に新しいハテナや気づきを与えるはずなので、今後もSOLANの探究学習に取り入れていきたいです。