先生と面談をしましょう
■活動日 2024年5月15日(水)
■学 年 2年生・3年生
この日の活動は、教員や保護者サポーターとの面談を行いました。フィールドワークの活動内容をより明確にすることが目的です。さらに、フィールドワークが教員に言われて行う活動ではなく、子ども自身が自分のために行う活動であることを改めて意識させることも狙いです。子どもが自分で考えた活動計画を話し、教員や保護者サポーターがいろいろと質問し、対話したことを子どもの計画書に加筆するという流れで1対1の面談を全員が行いました。
面談の場での質問は、単にフィールドワーク当日の動きを確認するだけではありません。今回のフィールドワークを、子どもが自身の探究学習にどう位置付けられるかについて、子どもと話し合いました。たとえば、イルカについて探究をするために水族館へ行く場合、そこでイルカの様子を見て知識を得るために行くのか、事前に調べたイルカの情報が事実なのかを確認しに行くのか、今後どのようにしていきたいのかなどについて、子どもの思いを引き出す支援をしました。また、この日の授業では、フィールドワーク後の報告書作成についても説明をしました。友達や教員、保護者サポーターにどんな学習をしてきたのかを伝えるために、自分が見たこと、したこと、聞いたこと、考えたことを報告書にまとめて欲しいと教員から話しました。そのために大切な「写真を撮ること」、「メモを取ること」を子どもたちと約束しました。
面談を終えた子どもたちは、教員や保護者サポーターからのアドバイスを元に報告書の修正をしたり、行き先のホームページを見て改めて情報取集をしたりしていました。面談をしたことで、気づいたこと考えたことなど、子どもたちにとっての新しい発見がいろいろとあったようでした。