フィールドワークの行き先を決めよう
■活動日 2024年4月24日(水)
■学 年 2年生・3年生
この日の2・3年生の活動は、フィールドワークで行く場所を探すことがメインでした。行き先の候補地として、「名古屋港水族館」や「東山動植物園」、「リニア・鉄道館」、「戦争と平和の資料館」など、16の場所をラーニングセントラルに掲示しました。子どもたちには、自分の知りたいことや調べたいこと等の情報が得られそうな場所を探してみよう、と教員からアナウンスを行いました。
掲示には各施設のホームページが閲覧できるQRコードを用意しました。子どもたちはそれぞれ、施設内でどんなものが見学・体験できるか、フィールドワーク当日にはどんなイベント予定があるかなどを調べながら、行き先の選定をしていました。まだ探究のテーマを決めていない子どももいるので、『テーマを絞るために行ってみたい』というきっかけでもOKとして、とにかく行き先は子どもが“自分で決める”ように進めました。
スポーツに関するテーマに決めている子どもは「どこに行けばいいか分からない」と、教員が挙げた16の候補地を見ながら悩んでいました。教員と対話をしながら、名古屋市科学館に身体や筋肉に関する情報を得られる場所があるため、そこへ行って人間の身体の仕組みを学ぶことから始めてみることに決めていました。行き先を決める上で大切なのは、その場所へ行く「理由」です。フィールドワークは遊びに行くのではなく、学びに行くのです。そこで「何をするのか」を決めることが大切です。SOLANの探究学習は、子ども自身が自ら創る学びです。じっくり時間をかけてでも、どう行動するかを子ども自らが考えて決められるよう、教員と保護者サポーターとで支援をしていきます。