10分間で何を伝えますか?
3月8日(金)は2年生の探究学習を行いました。この日は、発表会のグループに分かれて全員が発表練習を行いました。グループ内での順番に発表を行い、質疑応答の後、次の順番の人に交代する流れで進めました。子どもたちには、持ち時間は1人10分、発表と質疑応答の時間配分を考えて時間を使い切ること、10分間の途中で「これで終わります」と終了してはいけない、と改めて発表についての決まり事を伝えました。
2年生の子どもたちも、3・4・5年生と同じようにそれぞれが個性豊かな発表をしていました。動画をたくさん見せてくれたり、クイズで楽しませてくれたりして、いろいろと工夫をしていました。また、スライドも色やイラストなどを使ってより伝わる工夫が見られました。
発表会本番のように練習をしてみたことで、あるグループではほとんどの子どもが10分を使い切れず、時間について新たな課題が見つかりました。いざ発表をしてみると、4~5分ほどで終わってしまう子が多く、質疑応答を入れても時間が余ってしまいます。2年生の子どもにとっては難しい課題ですが、諦めず解決へ向けて努力してほしいです。
発表練習を終えて、『完璧にできた!』と嬉しそうに話す子どももいましたが、あるブースでは教員が『もっと発表の練習をしないといけないね』と指導する場面もありました。スライドや発表原稿の内容に限らず、発表する時の声の大きさや視線の方向、質問に対する答え方など、改善できることがまだまだあります。発表会当日まで練習を行い、本番では堂々と発表できることを期待しています。