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探究レポート第109号

「伝えること」を探究する

 3月1日(金)は3・4・5年生の探究学習を行いました。いよいよ3月に入り、発表会までの探究学習はこの日を含めてあと3回。子どもたちは引き続き、自分でルーブリックを設定して活動に取り組みました。発表練習をして改善点を見つけようとする子ども、スライドや発表原稿の修正を行う子ども、継続して実験や調べ学習に取り組む子どもなど、様々な活動が見られました。また、教員や保護者サポーターと対話をしながら、発表内容の最終調整を進める子どももいました。

 大人たちもアドバイスをするポイントを整理してから探究支援に臨みました。アドバイスのポイントは、スライド内の言葉を誰が見ても分かりやすい言葉に変換することや、スライドを作るよりも実物を見せて発表する方が良い子どもへの助言などです。さらに、「テーマ設定の理由→その問いを解決するために調べた→その結果→そこで何が分かったか→分かったことでの自分の考え」という流れで、発表内容の筋道が通っているかのチェックも行いました。

 授業の終わりには全員が集まり、子ども数名が実際にプレゼンをしました。聴く側の子どもたちも、真剣な表情で友達の発表にしっかりと耳を傾けていました。友達の発表を聴いて感じたこと、気づいたことなどを自身の発表にも取り入れ、伝えるための工夫やアイデアが新しく生まれることに期待しています。

 この日の教員と保護者サポーターとでの振り返りでもいろいろな気づきや意見が挙がりました。『スライドの見直しをしたことで内容が少なくなってしまっている。テーマ設定の理由や自分の考えをスライドに書いてもいいと思う』、『グラフを使ってクイズを作る工夫がされているけど、そのグラフが分かりにくい。もっと良い方法があるはず』など、保護者サポーターの皆様は細かなところまで気をつけてくださっています。次回は発表会のリハーサルを行う予定です。引き続き子どもと大人が一緒になって活動に取り組み、発表会本番を迎えたいと思います。

探究レポート|2024.04.12

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