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探究レポート第104号

SOLANが誇る保護者サポーター

 2月20日(火)の3・4・5年生の探究学習は、前回に引き続き学習の進み具合に応じたグループで活動を行いました。進み具合は子どもたち自身によるセルフチェックですが、スライドや発表原稿の作成から、発表練習の段階へ進んだ子が前回よりも明らかに増えていました。
 発表練習のグループでは、教員から『全員1回は発表をしてみよう』と声をかけていたので、何人もの子どもたちが友達、教員や保護者サポーターの前で発表にチャレンジしていました。発表をした後も、指摘されたスライドの内容を修正したり、より伝わる工夫を考えてみたりして、発表の内容をブラッシュアップすることに取り組んでいました。

 子どもたちが真剣に発表に取り組んでいるからこそ、大人たちも真剣にサポートをして応えています。保護者サポーターもメモを取りながら子どもの発表を聴き、丁寧に質問やアドバイスをしてくださっていて、本当に心強いです。SOLANの探究学習のWebサイト「We are SOLAN Inquirers!」に、保護者サポーターがこんな投稿をしてくださいました。

『2/20の探究では、発表練習をかねて発表スライドを一緒に確認をするというサポートをしました。3年生4名の発表を見て、どの子も調べる・まとめる・発表する、のルーティンはできているものの、それぞれのテーマで自分がどんなことを強く伝えたいのか、というメリハリが足らなかったように思いました。
 調べる過程の中でインタビューやワークショップを実施したAさんは、その結果から何を得たのかしっかり伝えることが大切。Bさんは情報収集したものを全部盛り込んだためスライド全体文字の多さが気になったのでイラストなどで視覚的にも伝わりやすい工夫が必要。Cさんは調べた結果からゴミ削減のために自分が取り組みたいアクションを見つけたという内容だったので、スライド発表の後でオーディエンスの保護者の人たちにも取り組みについて質問してみる等の会話のキャッチボールをしてみては?と提案をし、DさんはBさんと逆にスライドに説明文がほとんどなくシンプルにイメージ画像のみという判じ絵のようになっていて発表者ノートの原稿をひたすら読み上げていた為説明しながらイラストを指し示すなど少し動きを取り入れたり、イラストにキーワードなどの説明を加えればスライドの内容と話している内容がうまく結びつくと思いました。
 今回は発表に対して簡単なアドバイスをする時間しかなく修正まで手が回らなかったため、次回は一緒にスライドの手直しをするサポートができたらいいな、と考えています。』

 保護者サポーターが子どもたち一人ひとりにしっかり寄り添い、それぞれの状況に応じた的確なアドバイスをしてくださっていることが本当に伝わります。さらに、できなかったことを振り返り、それを踏まえて次回に取り組む内容まで考えてくださっていて、本当に頭が下がる思いです。こんなにも熱心に、丁寧に子どもたちと向き合ってくださる保護者サポーターのみなさんはSOLANの誇りです。いつも本当にありがとうございます。

探究レポート|2024.03.01

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