進み具合をチェックしてみよう
2月16日(金)は3・4・5年生の探究学習を行いました。この日の子どもたちは、現段階の活動の進み具合をセルフチェックして、それに応じたグループ編成で授業に臨みました。チェックの指標は<スライドの作成中><スライドが完成した><発表の練習ができている><発表で指摘された内容を修正している>など、7段階ありました。子どもたちは次のステップへ進めるよう、また3月の発表会までの見通しを立てられるよう、教員や保護者サポーターに自身の活動の現状を説明しながら活動に取り組みました。
この日は授業の冒頭で、スライド作成のアイデアとして参考にしたい二人の子どものスライドを紹介しました。一人は、発表原稿を作成している子どもです。自分が何を話すのか、スライド情報と合わせて話す内容を考えることができていました。もう一人は、内容の理解が難しく、文字情報が多い内容をイラストで表現したり、クイズ形式にしたりして、聞き手がわかりやすいようにスライドを工夫して作成していました。
進み具合でグループ分けをしてみると、半数以上の子どもがまだスライドや発表原稿の作成中だと申告をしました。その中には、以前に発表の練習をしていた子どももいたので、自己評価としてまだ“まとめ”が足りない、と感じている子どもが多いようです。保護者サポーターも『スライドが出来ている子どもが多いように感じたのですが、スライド作成をする子どもが多く、本番前に慎重になっている子が多い。』と感じていらっしゃいました。焦らなくても良いので、自分が何を伝えたいのか、そのためには何をどこまでやるのか、大人も寄り添って一緒に考えていきます。