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探究レポート第95号

ワクワクしながら自分のテーマに向き合おう

 1月31日(水)の探究学習は、2年生の活動でした。活動の冒頭では、前回の学習を振り返りました。細かく丁寧に記録を残していた子どもに許可をもらい、学習の記録をどのように行っているかを他の子どもたちに紹介をしました。そして、子どもたちがそれぞれ自分で記録した内容を振り返ることはもちろん、それに対する教員のコメントもチェックをして学習計画の参考にして欲しい、という話をして学習をスタートしました。

 前回から、ラーニングコモンズの真ん中に「アピールブース」というスペースを設置しました。発表の練習という目的だけでなく、自分で調べてきたこと、制作してきたものをみんなにアピールするために活用してもらう場所です。早速前回の授業で活用した子どもたちに感想を聞いてみると、『本当に発表会をしているみたいだった』、『改善点を教えてもらえた』と教えてくれました。この日も数人の子どもたちがアピールブースを利用して、友達同士で意見交流を図る姿がありました。

 実験・観察チームではこの日、子どもたちがキンメダイを解剖して、魚の体の仕組みを調べていました。『これが心臓、これが肝臓…』と、教員の説明を聞きながら真剣に取り組んでいました。内臓だけでなく目の解剖も行い、周りで見ていた子どもたちも興味深々。『それって固いの?やわらかいの?』と、その場でも子どもたちの“はてな”がたくさん飛び交っていました。

 解剖を終えた子どもたちはアピールブースへ行き、『キンメダイの解剖をしたのでぜひ見に来てください!』とアナウンスしていました。すると、子どもたちや教員、保護者サポーターの皆様など、たくさんの人が理科室に足を運んでいました。子どもたちの“ワクワク”がさらに膨らんだ素敵な一日になりました。

探究レポート|2024.02.08

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