「やってみたい!」をやってみよう
10月31日(火)は3・4・5年生の探究学習の時間。以前より子どもたちから「やってみたい!」という声がいろいろと挙がっています。SOLANの子どもたちは「探究の授業が好き!」と言ってくれる子がとても多いので、「他の分野のグループと交流や意見交換をしたい」、「ワークショップをやってみたい」など、とても意欲的に探究学習に臨んでいます。こうした子どもたちの意欲、熱意に教員も応えなければ…と、この日はラーニングコモンズ内に「発表・交流スペース」を設けてみました。
何人かの子どもたちが、自身のテーマについてまとめた内容をそのスペースで発表していました。そのうちの一人は、環境問題についての発表を行っていました。水族館で見た生き物に興味を持ち、その生き物が置かれている環境の悪さに着目し、自らゴミ拾い活動を行ったり、ゴミについて調べたりして集めた情報をまとめていました。
いつもは各分野のグループに分かれて活動を行っていますが、他の分野のグループの子どもや教員たちが発表を聞きに来る場面が見られました。初めての試みのため、活発な意見交換にまでは至りませんでしたが、「発表・交流スペース」がグループを越えた交流を生み出すきっかけになるはず…という手応えを感じました。いろいろな人から意見や感想をもらうことで、子どもたちのアウトプットがより一層豊かになることを期待しています。
ワークショップも近いうちに開催したいと準備をしています。子どもたちの「やってみたい!」を実現できると、子どもたちはもちろん、教員も嬉しい気持ちになります。子どもたちも教員も保護者サポーターも、みんなが探究学習を楽しめるよう、引き続きいろいろなアイデアをたくさん形にしていきたいです!