ふりかえりは次の自分へのお手紙
9月7日(木)の1年生の探究の時間は前回の活動のふりかえりからスタート。子どもたちはまなポートの画面を見て、自身で記録した内容や、教員からのフィードバックを熱心に確認していました。ルーブリックへの記録は「次の自分へのお手紙」と教え、“自分が何をしたのかが分かるようにすること”が大切だと伝え続けています。
ふりかえりをする時には「できたこと」「できなかったこと」「つぎにやること」を書くように指導しています。ある子どものルーブリックのふりかえりには、こんな文章が記されていました。
『さくらんぼの き のことはわかった。でも、さくらんぼの はな のことはまだわからない。つぎは、さくらんぼの はな のことについてしらべるよていです。』
教員が教えてきたことがしっかり明文化されているので、何を調べたのか、そして次にどんな行動を起こすのかがはっきりと分かります。
次回の1年生の探究では「まとめる」活動を行います。そのために、今回も継続的に「みつける」・「しらべる」の活動に取り組んだ子どもたち。いろいろなツールを使って調べたことは「情報カード」に書いて記録をしていました。また、『○○の本はどこにありますか?』『情報カード、5枚も書いちゃったよ!』と、教員に伝える子どももいて、本当に積極的に活動していました。
最後は1日のふりかえり。次の自分へのお手紙を書く時間です。1日の活動で「できたこと」「できなかったこと」「つぎにやること」を記録します。探究は自分で創る学習。子どもたちが自分の活動でどんな気づきを得たのか、どんな考えで次の行動を決めたのか、みんなのお手紙を読ませてもらえるのが楽しみです。