“やってみる”ことで気づくこと
8月28日(月)の3・4・5年生の探究は、前回に引き続き、それぞれのテーマの分野別に分かれたチームで探究学習を行いました。アレキサンドリアの本や新聞を読んで調べてみたり、iPadを使ってインターネットで検索をしてみたり、情報収集のやり方はみんなそれぞれ。中には実践的な行動で探究学習を行う子どもたちがいます。
いくつか例を挙げると、料理をテーマにしている子どもは自分でプリンを作っていました。着物について調べている子どもは、実際に着物の生地に触れていました。生き物について調べている子どもは、生き物を写真に撮って変化を観察していました。こうした“やってみる”という行動も立派な「情報収集」です。実践や実験は自分の学びの内容をより肌で感じられるので、教員や保護者サポーターも子どもたちへの協力を惜しみません。
だからこそ、子どもたちに伝えたいことは学習の記録です。記録をする目的は、発表をするためでなければ、教員に見せなければいけないからでもありません。自分の学びの様子を子どもたち自身が理解し、振り返ることができるようにするためです。自分は「何をしたのか」、「何をがんばれたのか」、「次はどんなことをしたいのか」を記録しておくことで、また新たな課題が生まれ、次の探究学習につなげることができます。
第2Qの探究の時間もあと残り4回。記録と振り返りを習慣化させ、教員も子どもたちと一緒に限られた時間を計画的に進められるよう臨んでいきます。