問い続ける子どもたち
8月25日(金)は3・4・5年生の探究の時間。第2Q前半は、市邨中学校・高等学校の高校生との交流、本校で行った参加型研究会などのイベントがあり、子どもたちは普段とは違う体験でいろいろな学びを得ました。お盆休みを挟んでの第2Q後半、改めてそれぞれのテーマを探究していくことに取り組みました。
子どもたちには<問い続ける>ということを改めて伝えました。「なぜ?」「どうして?」という“問い”を掘り下げていくためには、調査や実験などの“行動”が不可欠です。行動を起こせば“新しい問い”が生まれ、またそこから“新しい行動”が生まれます。こうしたサイクルで、子どもたちそれぞれの探究が活性化するようにしていきたいところです。そのためには<振り返り>が大切です。学びの計画・目標を立て、しっかりと記録をして振り返ることが大切だと子どもたちに話しました。
学びを進める中で、「どんな行動をすればいいか分からない…」、「振り返りがどうして大切なのか?」という子どももいます。そういった子どもには、教員や保護者サポーターが膝を突き合わせて向き合います。会話の中でヒントや気づきが生まれることで、行動が変化していくことに期待しています。
「社会の役に立ちたい」「社会を変えていきたい」という思いを持つ子どもは、取り上げたテーマが社会において普及が進んでいないことを解決するためには、「政治の分野に踏み込まなくてはいけない」と気づき、議員の方を学校に招いてインタビューをしました。これがこの子の“問い”から生まれた“行動”です。これからも子どもたちが行動を起こせるよう、いろいろなサポートをしていきます。