自ら企画に参画し、実現したフィールドワーク

　5月24日（水）は、探究Day！　14か所に分かれて、フィールドワークを実施しました。
　場所だけでなく、人数も1人から30人までと多様です。できる限り、子どもたちの見たい！知りたい！場所に行けるように支援しました。したがって、昨年度とは違い、公共交通機関を使って、見学施設や場所に移動し、情報収集に取り組みました。中には、チャットルームを事前の連絡や当日の活動場所を知らせるツールとして活用したグループもありました。

　今回の企画では、保護者サポーターの力はとても大きかったです。急な時間変更もメール等の連絡で対応していただいたり、急に子どもからリクエストの入った見学内容も朝早く施設に行き交渉をしていただき実現したり・・・。すごいです。本当に・・・。

　瀬戸SOLAN小学校の探究学習は、教師と保護者と子どもの3者が考えを融合させて創り上げる学びなのだと改めて思いました。

　終わった後、あるグループのチャットルームにこんな書き込みがありました。
　　A：今日は本当にありがとうございました。
　　B：先生、この機会を作ってくださって本当にうれしかったです。引き続きよろしくお願いします。
　　C：ぼくは、この思い出は絶対に忘れません。
と次々と書き込まれていきました。そして、教師が「SOLANはみんなと一緒に創る学校だよ」と書き込むと、「大きくなったら、SOLANの先生になりたい！」という書き込みがあり、「たしかに・・・」、「おれもおれも」とトークルームはいつまでも思いを語り合う場になっていました。

　今後は、報告書を作成し、いよいよ探究テーマの決定、情報収集に入ります。
　学びって、そこにあるのではなく、共に創り上げることによって子どもの心に刻まれる深い学びにつながるのだなと思いました。