何を知りたい?それはなぜ?
5月12日(金)は、探究Dayでフィールドワークに行く場所を決める活動でした。
「さあ、今日は何をしたらいいかなあ?」と投げかけると、「もう一度計画を立て直したい」、「まだ、迷っているから、どこに行くか決めたい」と活動したいことは様々。個々の活動したいことに沿ってルーブリックを設定し、活動をスタートさせました。
当日は、17名の保護者サポーターの方と教師で、子どもと面談をしました。なぜ、面談なのか?それは、「なぜ、その場所に行きたいのか?その施設で何を知りたいのか、何を見たいのか」などについて質問し、子どものフィールドワークの目的を明確にするためです。
面談が終わると、KWLシートを使って、「知っていること」、「知りたいこと」を書いていきました。このツールは、「見通す」思考スキルを促します。活動の見通しを持つことによって、より深みのある情報収集ができると思います。
「先生、早くいきたいな。楽しみ!」と子どもはとても楽しみにしています。活動後は、報告書を作成します。報告書の中身がしっかりしたものになるように、来週は、見学場所ごとにミーティングをして、本番を迎えたいと思います。
最後に保護者サポーターの方々とのリフレクションでは、いつもは自分の考えをまとめることが苦手な子どもなのに、今日は集中して考えをまとめていたこと、途中からやる気スイッチが入って、どんどんアイディアが浮かんで学習を楽しんでいた子どものことなどが話題になりました。このように、保護者サポーターの方々は、子どもの学びについてしっかりと意見交流をされているところが素晴らしいなと思いました。