探究Day!フィールドワークへ行こう!
4月28日(金)の探究学習では、フィールドワークの計画を立てました。昨年度は9月に実施。13のコースに分かれて活動を展開しました。昨年度との違いは、活動時間を十分に保証するために、公共交通機関を使って、1日かけて活動に取り組むことです。
活動目的は、「探究テーマをみつけるために、個々の目的に応じて様々な施設を見学したり、施設の方の話を聞いたりして子どもの興味・関心を広げる。」です。
教師側から、15のフィールドワークリスト(QRコードで提示)を紹介し、自分の興味・関心のある場所を決めて、学校から見学場所までの行き帰りの交通ルートや料金等を調べました。今日は、一人一人が計画を立案。なかなか行き場所が決まらない子どもに対しては、教師や保護者サポーターがフィールドワーク場所の選定を支援。「今、どんなことに興味がある?」、「先生が提案してくれた施設のQRコードを読み取って、どんなものがあるのか見てみようか」と声をかけて活動を進めていきました。
第1クォーターでは、探究のタネ探し。すでにテーマを決めている子どももいますが、いろいろな事象に目を向ける広い視野をもたせたいと考えています。例えば、フードロスの問題一つとっても、飢餓や栄養不足、埋め立て処分場の不足、廃棄物処理費用の増大、焼却・埋め立て処理によるCO2排出など、いろいろな問題と繋がりがあります。ある事象を「点」から「線」や「面」と広い視野でみることのできる目を鍛えていきたいと思います。
子どもたちが、様々な事象に触れる中で、「この事について、とことん追究したい!」と思えるものをみつけてくれることを願っています。今後、実施計画をさらに具体化し、フィールドワークの実現へ向けて活動に取り組んでいきたいと思います。