2023年の探究学習がスタートしました!
4月7日(金)の5・6校時に保護者サポーターも参加して、探究学習のオリエンテーションを実施しました。
昨年度の反省から、今年度は子どもたちが「じっくり」探究課題を見つける活動に取り組めるように支援したいと考えています。それは、自分の興味・関心から問いを見出すことは、とても難しく、時間を保証する必要があると実感したからです。フィールドワークや人の話を聞くなど、リアルにin putできる活動を豊富に用意することによって、五感を通して情報に触れることができ、子どもたちの興味・関心を広げ深めることにつながります。それによって、探究活動の広がりや深まりも期待できると思います。
最初にオリエンテーションで、昨年度の活動を振り返った後、探究学習はどのような学習であるかを確認しました。転校生も多いため、みんなが学習の特徴を理解した上で、活動を始めたいと思いました。「探究学習ってどんな学習?」と問いかけると、「自分で創る学習」、「課題を見つけて解決していく学習」という子どもの反応が・・・。探究学習は、教師から知識を学ぶのではなく、自分が主体となって、自ら問いを見出し、追究し解決していく活動だということを、子どもたちはしっかりと認識できています。
だからこそ、自分で決めた活動に対するルーブリックが必要であり、それに対する自分の評価とコメントをきちんと書くことによって、学びの履歴が蓄積され、自分の成長を実感できることを確認しました。
その後、「見つけたいこと探しワーク」を実施。
異学年でグループを作り、フリーボードやJamboardにやりたいこと、興味のあることを書き込みました。途中、うまくアプリが動かず、戸惑う場面もありましたが、何とか解決してボードに互いの考えを書き込んでいきました。
次回は、子どもたちとこの書き込みを整理して、今後どのような内容をどのような方法で活動したいかについて話し合っていきたいと思います。
今年度はどのような活動になるでしょうか?とても楽しみです。