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Apple Distinguished School に認定されました

継続的なイノベーションを通じて、学校全体の指導および学習において、インスピレーションを与え、 想像力を伸ばし、良い影響を生み出している業績が認められ、 2023~2026 年のApple Distinguished School に認定されました。

 

学校の特色

 瀬戸SOLAN小学校は、2021年4月に開校した私立の小学校です。2023年10月時点で、1年生から5年生まで240名の児童が在籍しています。建学の精神は、「グローバルシチズンシップの育成」で、世界の中で日本語や英語などの言語を駆使し、児童1人一台のiPad環境のもと、多様な立場の人々と議論し合い、自らの意思によって持続可能な世界を築き上げていける提案・行動型の人材を育てることを目指しています。

 

インスピレーションを与える

 SOLANの変革とは、これまでの学校教育の当たり前を批判的に、本質を問うところからスタートしました。その結果、テクノロジーの統合により、システムはシンプルで効率的なものとなり、教職員は煩雑な事務仕事から解放され、子どもたちはいつでもどこでも必要な情報にアクセスし、創造的な学びに没頭できます。学びの軸となる探究学習を支えるテクノロジーと英語は子どもに必須のアイテムであり、それらのツールを自由自在に使いこなし、子どもが変革のAgentとして成長できるように学習環境をデザインしていきます。

 

想像力を伸ばす

 SOLANで特に重視しているのが探究学習です。子どもの興味・関心をもとに問いを見出し、解決する活動である探究は、自分で学びを創る学習です。1年生から個人探究に取り組んでおり、子どもたちは、熱心に活動に取り組んでいます。

 1階のラーニングコモンズが、探究学習の活動場所であり、思い思いの場所で活動を展開します。図書の分散配置により、自分の手が届くところに図書資料や新聞資料等があります。さらに、外部人材だけでなく、保護者サポーター、オリヒメロボットのパイロットさんなど、様々な立場の方々との関わりを通して、性別や年齢、国籍、障がいの有無など、価値観などが異なる人々の属性を尊重する見方・考え方を学びます。

 

良い影響を生み出す 

 私たちはICTを学習評価にも活用しています。SOLANのカリキュラムに基づいたeポートフォリオ、「まなポート」です。子どもの学びを蓄積し、それを子ども、保護者の皆さん、そして教員と共有しています。教員は「まなポート」にアップされる学習記録や自己評価、振り返りを見て、授業デザインを考えます。その際、学びの創造空間であるSOLANのラーニングコモンズを最大限に活用しています。子どもとの対話や議論を重視する授業のデザインは、教師の授業力の向上につながり、何より大事な、子どもたちの成長につながる学びを創造しています。

 私たちは常に教員としての成長を求めています。そのために研究者の力を借りて、年に2回、全国の教員に向けて授業を公開し、学び合い、議論する場を設けています。私たちは他校の教員たちとの議論や対話を通して、より子どもの主体的・創造的な学びを生み出す授業を創出できると信じています。

 

今後のプラン 

 本校では、予測不可能な社会をたくましく生き抜く自律した人材を育成するために、個人探究の学びの場を重視しています。探究学習は子ども自身の興味・関心から生まれた問いに応じた課題解決を通して、これからの社会に必要な資質・能力を育成する学習であり、自分で学びを創る学習です。子どもの探究活動を豊かに展開するために、情報活用能力の育成は鍵になります。

 そのため、本校では、習得の学習で「情報」の時間を設定しています。情報活用能力の育成を重視し指導するモジュールの時間の一つであり、iPadやプログラミングといった情報技術の活用、情報活用の方法、情報のモラルなどの知識・技能を習得することを目標にしています。

 今後は、「情報」の授業での学びを充実させ、探究学習等に活用する情報活用能力の育成に力を尽くしていきます。そして、21 世紀の学校教育で求められ資質・能力の一つであるICTリテラシーの育成を目指した実践研究に邁進し、Apple Distinguished Schoolとして広く提案していきます。

 
 
 
 
 
 

お知らせ|2023.10.04

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